瀧口修造とマルセル・デュシャン展を観にいった

知人からダタ券を頂いていたので、重い腰を挙げ、瀧口修造とマルセル・デュシャン展を観にいった。もちろん、タダ券が無くても気になる展示であったことに違いなし(`・ω・´)

今日では美術館に小便器が展示していても、びっくりしないのでリアルタイムでのデュシャンのパワーを計り知る事は出来ない。レディメイドの展示物にアウラを感じる事も無く・・・さりとて、雑誌等のメディアを通じてしか知らなかった作品群を観るのは楽しい時間である。

学生時代には2度3度、もっとかもしれないけど・・・コンセプトを拝借して進級制作の課題づくりを助けて頂いた事など思い出しながら展示会場を観て回る。

詳細を調べていないのだけれど・・・聞き覚えのある作家の名前(講義を受けた事がある人かも)や、既に記憶の彼方へと運ばれてしまった美術用語(フルクサスキットとか)などに遭遇して気持ちが落ち着かなくなる。

自分が学生の頃に夢中になって追いかけたモノが既に美術史の中に閉じ込められてしまった様で、ちょっと焦る。
私などまだまだ、明日を迎える準備に日々追われているのに(´・ω・`)

今回の展示で個人的に一番良かったのはジョセフ・コーネルの「鳩小屋」と「無題」の2点。私はコーネルの箱の作品がとても好きで、本日、この場で実物を拝めるとは思ってもいなかったのでうれしかった(´ー`)ニコニコ

メディアを通じて見ていた作品よりも随分と小さくて驚いた(展示されていた作品がたまたま小さかったのかもしれないけれど)、写真で見るより実物の方が小さいのは作家の技量によるところが大きいのであろう。

久しぶりに「なすび画廊」なども思い出した(つω`*)テヘ

デュシャンや瀧口が残した方法論などが今日では様々なメディアやデザインに流用されて、当たり前のモノとなってしまった。パソコンを使用しての制作が前提の今日では、当時を遥かに凌ぐ精密さで制作されている事を思うと・・・会場の外を吹く風よりも激しく体を震わせた(´・ω・`)

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