岡崎和郎 Who's Who-見立ての手法・小川信治-あなた以外の世界のすべて

千葉市美術館にタイトルの展示を観に行きました。千葉市美は8階にチケット売り場があり、8階と7階に展示スペースがあるのですが、8階から7階に移動する時に一度、展示場の外に出て7階に移動するようなつくりになっているユニークな構造。その構造を生かしたW個展が今回の展示。

はじめに「小川信治-あなた以外の世界のすべて」から

フライヤーなどの案内で紹介されている「人々の見慣れたイメージを極めて精密に改変し、重層的な世界の可能性を提示」した作品群が並んでいる。何処をどのように改変したかも判るようになっており、なんだが微妙な違和感を感じ続けることになる。「干渉世界」というタイトルの映像作品を早い段階で観るような展示となっていて10分26秒の作品なのだけれど、改変のタネ明かしの連続で・・・少し脳が揺さぶられて 。゚(゚´Д`゚)゜。

展示を観ているうちにちょっと気分が悪くなってくる。乗り物酔いのような。

ミルククラウンの作品(作品名は忘れた)がBOXの様になっている所で展示されているのだけれど、そのBOXから出て白い壁を注意深く観ていると、直径1cmくらいの穴が空いていて、その穴をのぞくと・・・これが「重なりの庭」?
この穴のところに作品のラベルとか無いので見落とし厳禁ですぞ(`・ω・´)ゝ

最後の「GRAND TOUR」と言う作品の小部屋では写真撮影OK

小川信治01


小川信治03


みんなで拡散して展示を盛り上げましょう(´∇`)

やはり現代美術は鑑賞にもパワーが要ります。現実のような虚構のようなイメージの連続で、展示を観終えた後の私の脳内イメージは下の写真のようでした。

小川信治02


7階に移動して「岡崎和郎 Who's Who-見立ての手法」。

フライヤーには「身の回りのものをモチーフにつくられた、楽しく愉快なオブジェで知られています。」と書いてあったので、今度は安心して観られるかなぁ~ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!! 少しも軽くない。

楽しげなパロディかと思いきや、引用されている作家に関する知識も要求されながら、その作家に対しての岡崎氏についての知識も要求されているような・・・。現代美術に対する無限ループのような知のバトルクイズ王決定戦的な展開(´;ω;`)

様々なジャンルから出題される大物に関する引用と解釈・・・これぞ、まさに芸術のパンクラチオン。一歩、また一歩と歩を進めるたびに登場する、時代震撼させた芸術家達。「あんた・・・この作家についてどんだけ知識があるの?えっ知らないの!」岡崎氏から次々と出題される難問・奇問に答えられるのか!!

答えられなくなった者はその場で脱落・・・なんてことは無いけど、かなりやっかいな展示である。

今しがた小川氏の展示で、脳を揺らされたばかりなのにこの展開。例えれば・・・総合格闘技のベルトをかけたトーナメントの試合で準決勝の試合の後、当日、決勝戦が行われる一日二回試合を行うような感じ。

疲れたよ・・・これだけヘビーな展示は久々です。10月18日は「市民の日」につき観覧無料とのこと、また行って観たい。

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