ニキ・ド・サンファル展を観にいった

ニキ・ド・サンファル展01


メディアでの紹介では「カラフルな闘い」「ポップでかわいらしい」と紹介されているニキ。
フライヤーでの紹介のされ方も「かわいい」感を押している様だし、メディアを通じて見たニキの作品はポップでかわいいのだ。
もちろんフライヤーもポップでかわいいデキの良いもの。

けど、会場に展示されている作品を観るとむしろアウトサイダー・アートアール・ブリュット等を扱った展示で観る作品とよく似ている。描き方や色使い、筆圧までもアウトサイダー・アートのそれと似ている。

※以下参照資料之回想

ニキは上流階級の出なのだけれど「家庭環境が複雑」だった様で、女性として生きる事にやるせなさを感じていたらしい。

日曜美術館で紹介されていた「ダディ」というショートフィルムの中で、父親から性的虐待をうけたことが紹介されていた。

結婚して子供を産んでからもそのキズが癒える事は無く、精神のバランスを崩し、ニキは治療のためアートと出会う事になる。

ニキがアートと関わるきっかけがアウトサイダー・アート的であったのだから、アウトサイダー・アート的であるのもうなづける。

・自分の開放のためにアートにしがみついた。
・生きるか死ぬかの選択
注)日曜美術館で紹介されていたのだが、本人の言葉として紹介されていたのかどうかは忘れてしまいました。

※回想終了

これがニキ・アートのはじまり。で、1961年の射撃絵画でメジャーデビュー?

最初のコーナーで2分以内のショートムービーで射撃の様子が見られます。

以外とこじんまりとやっていた感じで以外だったけど。けど、私は何者なの?

第二のコーナーから代表作のナナが登場して、ニキらしさが全開となる。ここからはどこを割ってもニキ・ド・サンファル。ポッキン、ニキ・ド・サンファル。

メディアを通してみるとポップでかわいいかもしれんのだが・・・直に観るとやっぱりアウトサイダー・アート。描き方も色も、筆圧さえもアウトサイダー・アート(個人の感想です)

政治的なメッセージを読み取ろうとする雰囲気もあるけれど・・・アウトサイダー・アート(Eva Droppovaって人に似てるであろうというイメージが拭えない・・・個人の感想です。)

時代との関係もあるのだろうし、いろいろである。

見逃してならないのがニキ作品の台座、つまり、ジャン・ティンゲリーの仕事。いい仕事してます(o^-')b

ティンゲリーの台座でなければニキの仕事の魅力も半減(´・ω・`)評価も低くなっていたかもしれん・・・ってくらいのものです。台座も凝視せよ(#゚Д゚)!!

第六のコーナー、タロット・ガーデンに展示されていた「大きな蛇の樹」素敵です。スポットライトにキラキラ輝いて、回転していればミラボールの様でしたのに・・・ニキの作品は動いているとさらに魅力が増すのに残念。(最近なにかと物騒なパリではニキの作品が水を噴水しながら回ってます)


※拡散用画像(指定されたエリアからの撮影可)

ニキ・ド・サンファル展02





コメント

No title

12月14日まででしたよね。
行きたいな~・・・体力が残っていたら行きたいと思います。
治療のために絵画制作を始めたのがきっかけだったと知りませんでした。
バックグラウンドをいろいろ知りたくなりました。

2015年11月20日 10:22 from 金柑洞URL

Re: No title

※ありがとうございます。

録画しておいた「サイレント・ヒル」って映画を
見始めたらおもしろくて最後まで見てしまい
諸々対応が遅くなりました。

ニキは背景をいろいろ調べるとおもしろいのでは!?
そんなにおいを感じました。

2015年11月21日 21:56 from 生き様DiskURL

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