エル・グレコとポーク・カレー

本日、エル・グレコ展を鑑賞するために東京都美術館に行ってきた。

上野駅の公園側の出口を出てすぐに、異変に気付いた。

本日は平日、土日は最終日を含むので混雑するだろう・・・との思いから予定をやりくりして平日に来たのだけれど人が多すぎやしませんか!!

私が知る博物館を有する公園は平日など、長閑なものである。だのにここは・・・嫌な予感がするものの、目的の東京都美術館へ来てみると・・・なんとなく客足がよさげである。先日、人人展を見に来た時よりも人口密度は上がっている(嫌な感じである)

館内に入り、エル・グレコのチケット売場を横目で見ると、そこそこの列が出来ている。案内をする人がいることから多少の混雑は覚悟しなければなるまい。

手荷物を預けようと足早に空いているロッカーを探したのだが・・・
全滅┐(´д`)┌すべてふさがっていた。私と同様に空きロッカーを探している人々、ロッカー難民もチラホラ。一気に緊張感が走る。パタパタと動き回っていると昔のお嬢さんがロッカーから荷物を出している現場を発見(`・ω・´)

早速、声をかけ「次使ってよろしいでしょうか?」と荷物を出し終わる前に予約を入れて無事、ロッカーを確保(*´∇`*)

待ってろ( *`ω´) エル・グレコ

チケットをもぎりのおね〜ちゃんに渡し、早速中へ。う〜ん、なんだか混み混みだぁ。

入ってすぐに肖像画が並ぶ「肖像画家エル・グレコ」のコーナーが始まる。この段階では鑑賞者の多くはまだ、まだ元気。絵の前に並ぶ人々のパワーが暑苦しい気分だ。だけど、しっかり最前列にて堪能・:*:・(*´∀`*)・:*:・

展示されている作品のほとんどがキャンバスに油彩。手をのばせば触れる距離にある。だからというわけではないのだが・・・展示している作品がレプリカのように思えてしまう。

400年前の油彩を修復によって色鮮やかにしているのはいいのだが・・・なんだが修復しすぎて表面がテカテカである。高精細でスキャンした原画を光沢紙で出力した感じ。大日本印刷が協賛しているのだからもしや・・・等と思わせるくらいのテカテカっぷりである。

レンブラントを彷彿とさせるような表現などもあり、なかなか見応えがあるものの、気のせいかモデルの多くは顔長い気がする。代表作無原罪のお宿りの様な長く、くねった絵を描く様になったのは、この頃描いたモデルの多くが顔が長い人、顔が曲がっている人ばかりだったからではないだろうか?

そんなこと思いながら「まだ、この段階で体力を使い切るわけにはいかない」と思い、「肖像画家エル・グレコ」「肖像画としての聖人像」のクエストをクリア(^▽^)

「見えるものと見えないもの」クエスト辺から少し気合いを入れてゆく。この辺からイメージにあるエル・グレコに近づく。400年前の漫画やアニメに相当する気配が。こんな絵柄のカードゲームがネット上に転がっていそうな感じ。古さを感じない。

上の階(1F)に上がると「クレタからイタリア、そしてスペインへ」「トレドでの宗教画:説話と祈り」クエストが展開。グレコっぽさが加速し、そして最終ステージ(2F)に至り、グレコ爆発d(≧▽≦)bなのである。

最終クエストは「近代芸術家エル・グレコの祭壇画:画家、建築家として」となる。下の階でもグラフィック・デザイナー、アート・ディレクターとしてクライアントの意を汲み取りながら作品制作を行ってきたことがうかがえたのだが、最終ステージでいよいよ商業美術家の本領発揮である。

最終クエストともなると、鑑賞者の多くは力尽きて、展示されている作品も見やすくなってきた。作品の前よりも会場中心にある椅子の方に人がいっぱいである。ココまで来るのに2時間以上たってしまっているけれど、私は慣れっこ(*´∇`*)展示を観にいくと2〜3時間は拝見させて頂くので大丈夫なのだ。

最終クエストの最後のカドを曲がると・・・ジャ〜ン!!って感じで347×174cmの大作無原罪のお宿りが登場ヽ(≧▽≦)ノ

ラスボスに相応しい展開に心ウキウキなのである。近寄ったり、遠退いたりしながらまじまじと鑑賞。高校生の頃、昼休みに図書館の画集で眺めていた作品を目の前に「パトラッシュ・・・僕もう、疲れたよ」等と言っている場合ではない。

離れて観た時、作品の前に群がる鑑賞者達が400年前、この絵の前に群がる信者(あるいはただの群衆)の様に見えた。400年経っても注目されるグラフィック・デザインをするところが近代芸術家、商業美術家としてのグレコの力量か・・・当時、グレコの活躍を横目に地味に仕事をしていたデザイナー(画家)の気分になってしまう。売れない商業美術家である今の私にピッタリの気分である(*μ_μ)

でも表面テカテカでレプリカっぽかったけど・・・あるいは町中で見る広告、イメージ的にはエヴァの新作映画のポスターの様にも感じた。400年前の人がこれ見たらワクワクしただろうね。

エル・グレコの仕事っぷりを見て、闘魂注入が完了。気分良く出口へ向かうとショップに直結していて、様々なグレコ・グッツが販売されていた。

なんの関係も無いと思われるお菓子の箱に、グレコの絵の一部がプリントされただけで法外な金額になっていた(゚Д゚ ) ショップにて商魂注入。真のラスボスはショップの商魂だったのかもしれない。グレコもビックリである。


毎度のことですが東京都美術館といえばコレでしょう!なのである。本日の球はいつもとは反対の方向から撮影してみました。

東京都美術館の球のオブジェ0404


東京都美術館を後にして、向かうべき場所は・・・本日はポーク・カレーと1ヵ月前に決めていたカレー専門店 クラウン エースなのだ。

本日は写真も撮っておいた。

カレー専門店 クラウン エース

クラウン エースのメニューサンプル


店内に入り早速ポーク・カレーを頂くと・・・あれっ(゜o゜;) なんだか米の水分が足りていない感じがするのだが。カレーのルーをかけるのでもともと、ゴハンは固めだったのか?それともたまたま水加減をしくじったか?

疑問を感じつつも腹が減っていたのでドリンクを飲む様に完食(*´∇`*) ちょっと胃の具合が心配である。

エル・グレコとポーク・カレー・・・本日はどちらもやや微妙であった。だが、どちらも揺るぎなし、そして人は生きてゆく(`・ω・´)